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結女のこだわり
コンセプト
 「住み慣れたまちで、最後まで安心して暮らす」システムの要として食事サービスを――との思いから、企業組合ワーカーズ・コレクティブ「結女(ゆめ)」が生まれました。
 私たちは長年の生活協同組合活動を通じて、地域で安心して豊かに暮らせるように、手をつないできました。そのなかで、高齢社会を迎えて重要な高齢者福祉の取り組みとして、1993(平成4)年、社会福祉法人「悠遊(ゆうゆう)」が誕生し、デイサービスが始まりました。
 それに合わせて、食事サービスを担うべく誕生したのが「結女」です。「地域での問題解決は自分たちの手で」「市民が自治する」という発想を大切にしてのスタートでした。
 組織は、市民がともに出資し、ともに運営し、ともに働く、ワーカーズ・コレクティブという新しい形態をとっています。

 私たちは、「素性のたしかなものを適性価格で」という生活クラブ生協の原点を踏まえ、安心して食べられる美味しい食材にこだわっています。そのため同じ理念で提携する生産者たちの食材を使うように心がけています。たとえば、豚肉は国内屈指の味と品質で知られる山形県平田牧場のものを使っています。平田牧場は「安全性に問題のあるもの、疑わしいものは使用しない」を基本方針とし、資源循環型環境のもとで生産を進めています。私たちも職場では環境に配慮し、洗濯石けんを使用しています。

 こうして「素性たしかな食材を用いる食」と「持続可能な社会づくり」にこだわったうえで、「季節感を大切にした美味しい調理」を心がけています。「高齢者の方々それぞれの状況にもできるだけ細かく配慮」した食事サービスを提供しています。
 食のサービスを通じて、助けあい支えあって生きられる地域のしくみづくりを担っています。




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